KING OF STAGE Vol.9 ~POP LIFE Release Tour

RHYMESTER KING OF STAGE Vol.9 ~POP LIFE Release Tour歌詞
1.After The Last


2.そしてまた歌い出す

作詞:宇多丸・Mummy-D
作曲:DJ Watarai

(宇多丸)
今やもう 「歌ってる場合じゃない」んだそうだ 悲惨な世界前にしてあなたは問う
「歌ってる場合じゃない」世相なのかも知れんと 口ごもりただ戸惑う
確かにあの優しい旋律 かき消すほどやかましい現実
飛び交う銃声と噂話 に対してなんて無力な憂さ晴らし
要は無駄か?この歌と言葉は どうも疑いがち 利口なオトナは
だがオレに言わせりゃだから出番 大ケガ上等なバカだけが
でっかい賭けにまたいずれは勝つ もしくはその日をいつまでだって待つ
先人たちのように背筋伸ばす 古臭い悲観を全部吹き飛ばす
あなたこそ現にそうしてきたはず かつてオレを救った奇跡のヴァース
そのバトンを次の誰かに渡す チャンスを信じてまた奮い立たすから
歌ってる場合ですよ! どんな時代だってこの世に人がいる限り
歌ってる場合ですよ! あなたも止めないさきっと声続く限り

あたらしいShoes 鼓膜にあたらしいBeats
路上にあたらしいFlyer 聴こえるあたらしい
あたらしい音楽
あたらしいNews 鼓膜にあたらしいPain
心にあたらしいFire 産まれるあたらしい
あたらしい音楽

(Mummy-D)
今やもう 「歌ってる場合じゃない」んだそうだ 本当にそうかどうか己に問う
黙ってる場合じゃない口を閉じて
Okay, なら歌ってる場合じゃない時代にしか生まれない願いを詞に込めよう
つぶってる場合じゃない目を開いて
Hey, 何が見えた? 何が聴こえた? 何が無くなった?
人は怒りを歌わなくなった この馬鹿げた世界を笑わなくなった
Wait, 聴こえないか? しゃべりに近い新しいBlues(哀歌)
叫びに近いやかましい絵画 休まず描いて描いて描いて描いていくんだ
黒いインクで冴えた光を 白い余白にたたずむ闇を
たとえそれがパイオニアたちの通った道のリフレイン だとしても
歌ってる場合ですよ! そうあなたも
歌ってる場合ですよ! オレは今も
歌ってる様子ですよ! そして明日も歌ってる予定です Yo!

あたらしいShoes 鼓膜にあたらしいBeats
路上にあたらしいFlyer 聴こえるあたらしい
あたらしい音楽
あたらしいNews 鼓膜にあたらしいPain
心にあたらしいFire 産まれるあたらしい
あたらしい音楽

そしてまた歌い出す そしてまた歌い出す
そしてまた歌い出す そしてまた歌い出す…


3.Just Do It!

作詞:Mummy-D・宇多丸
作曲:DJ Hasebe

見とくべし よく見とくべし よく見とくべし よく見とくべし
伝説の国産Hip Hop Group King Of Stage は年中無休

(Mummy-D)
やるときゃやるぜ やってやんぜ(ヘイ!)
やると決めたら待ってらんねえ(ヘイ!)
やれやしまいと思ったヘイターズ(ヘイ!)
「やりやがった!」って言わしてやんぜ(ヘイ!)
やる気出すまでのんびりや(だが)
やれば黙らすノン・ビリーバーズ(もう)
やるしかねえんだ 後がねえんだ
止めてくれんな 危険なアドベンチャー(ヘイ!)
空中に漂う気を吸収し 丹田にただ意識を集中(ヘイ!)
すれば広がる誰も知らないその世界に不可能の文字は無い
天と大地がひっくり返ろうが 嫁と子供が実家に帰ろうが
オレはやるぜ やるぜ やってやるぜ
今にやるぜ、デカいことをな。

やるときゃやるぜ やっちゃってやるぜ やれるとこまでやってやんぜ
(やるときゃやるぜ やっちゃってやるぜ やれるとこまでやってやんぜ)
いくときゃいくぜ いっちゃってやるぜ いけるとこまでいってやんぜ
(いくときゃいくぜ いっちゃってやるぜ いけるとこまでいってやんぜ)

見とくべし よく見とくべし よく見とくべし よく見とくべし
伝説の国産Hip Hop Group King Of Stage は年中無休

(宇多丸)
やるときゃやるぜ やってやんぜ(ヘイ!)
やるべきときにやってやんぜ(ヘイ!)
やるべきことはやってあんぜ
あと やる気が出たらやってやんぜ(ただ)
やるからにゃ万全を期したい(し)
やらかしちゃう危険は避けたい(し)
ヤツならやるだろってな期待(値)
やらいでか! と即答で返(し)
……たいのは山々だけど「ちょw 待てよ」
軽率な動きしたらそれまでよ
いわゆるひとつの時期尚早
も少し待てば運気も上昇(なら)
あえて退くのも一種のやる気
なんじゃないでしょうか?! とシャカリキ
「だからやれ……」って怒るなよな?
今やろうと思っていたのになぁ。

やるときゃやるぜ やっちゃってやるぜ やれるとこまでやってやんぜ
(やるときゃやるぜ やっちゃってやるぜ やれるとこまでやってやんぜ)
いくときゃいくぜ いっちゃってやるぜ いけるとこまでいってやんぜ
(いくときゃいくぜ いっちゃってやるぜ いけるとこまでいってやんぜ)

見とくべし よく見とくべし よく見とくべし よく見とくべし
伝説の国産Hip Hop Group King Of Stage は年中無休

(宇多丸)
さぁ、いざ「やる」ってまでは入れない本腰
やらざることまるで山の如し
だがやるとなればサルの如し
ついやり過ぎちまうくらい仕事し
やりたい盛りのガキと同じ
やりたいヤツは大体友達
「いつかやると思ってたよォ?」とか
マジでナシだぜ後出し

(Mummy-D)
オレの眼を見ろ もっとよく見ろ
光ってるな そいつが瞳だ (イェー!)
オレの手を見ろ もっとよく見ろ
しわがあるな そいつが手相だ (イェー!)
何かしそうでしなそうなこの顔が
何かしでかすオトコの顔だ
おれは為すぜ 為すぜ 成して 成して
成し遂げるぜ、何かをな。

やるときゃやるぜ やっちゃってやるぜ やれるとこまでやってやんぜ
(やるときゃやるぜ やっちゃってやるぜ やれるとこまでやってやんぜ)
いくときゃいくぜ いっちゃってやるぜ いけるとこまでいってやんぜ
(いくときゃいくぜ いっちゃってやるぜ いけるとこまでいってやんぜ)

見とくべし よく見とくべし よく見とくべし よく見とくべし
伝説の国産Hip Hop Group King Of Stage は年中無休


4.付和Ride On

作詞:Mummy-D・宇多丸
作曲:DJ JIN

Ride on Ride on フワフワっと付和Ride On

(Mummy-D)
ダンツカダンダンダン 腰にクるだろこのワンマンバンド
One DJとTwo MC's 御存知伝説の舌銃士
今宵は酸欠のアンダーグラウンド 明日は灼熱のオーバーグラウンド
地下でもヨシ 野外でもヨシ 何処でも愛を感じたいんだ You understand?
Uh! わかんだろ? だってみんなもう子供じゃないんだろ?
今この場で何が必要か 主義、主張や批評が必要か?
Naa naa... それは日本人なら誰もが持つべき自尊心
世界に誇る我らが協調性 堂々と発揮して行こうぜ
つまり 長いモンには巻かれな ヤバいリズムにキツく抱かれな
サンバ、サルサ、ボッサにマカレナ 踊れないのは誰だ?
You? You? You? Don't hesitate グルーヴの下貫け低姿勢
そして ありったけの優しさと愛を今このステージへ……
Somebody say

和を似て貴しと為す

Ride on Ride on フワフワっと付和Ride On

(宇多丸)
ったく「欧米か!」っての 大仰なプライド
NOと言えんくらいに至ってマイルド
日本の心を優しくガイド 手ェつないでLet'sフワッとRide On
基本はとにかく曖昧な回答 場合によって毎度変わる態度
結果見えるまでボカす旗色 常に確保しとくべきは退路
イエー、「今日耳日曜」 卑怯って言うな 作戦だ一応
アイツとアイツがいい証拠 YES, ATODASHI is 必勝法
テキトー いやフレキシボー と呼ぶべきっしょ まさに歴史上
残すべき思想 乗ってく人 開けテキスト 叫ベエイッソ・アイ〜!
極意は常に半身 様子見日和見ユノワラミ〜ン?
要はどうとも取れるスタンス 同じアホならもろともLet'sダンス!

和を似て貴しと為す

Ride on Ride on フワフワっと付和Ride On

さあ空気読んでNIPPON (Hey!) 勇気出してNIPPON (Hey!)
騒げ!(Hey!) 騒げ!(Hey!) 騒げ!(Hey!) 騒げ!(Hey!)

和を似て貴しと為す

Ride on Ride on フワフワっと付和Ride On


5.ランナーズ・ハイ

作詞:宇多丸・Mummy-D
作曲:AKIRA for googolplex muzic

(宇多丸)
今日も目覚ましは呼び出しメール 勝手に世界は動き始める
こっちの都合なんててんで聞きやしねぇ いつでもひっきりなしで
本日もまた問題発生か さぁ寝ぼけた脳再活性化
ガソリン代わりにブル注入 自分にビンタ 集中集中
片付ける件あと99個 だがきっとオレはやれば出来る子
20 世紀製ポンコツRADIO 同様 ガタは来てんだオレにも
だがまだまだ ダマしダマしでも酷使に耐えるガンコなマシーン
むしろ動いてねぇとすぐ錆びちまうっしょ クソ忙しいほどたぎるパッション
バッチこいよ 無茶ブリ上等 さぁ、バッチこい 何が邪魔しようと
まずは最初の現場に急行 きっとオレはやれば出来る子!

あぁもう どうにかなりそうさ 忙しくて すげぇHigh
でもこういう状況 嫌いじゃないのさ エネルギッシュで すげぇHigh
立ち止まったって休めない
ならいっそこのままテンパっていたいんだ Like this

(Mummy-D)
忙しい 忙しい 忙しい 忙しい 忙しい 忙しい 忙しいぜ
暮らしはつましいが楽しいぜ これが等身大(ライフサイズ)の幸せらしいぜ
Uh, だから何だ? だからこそ未来に抗うんだ
まずはたまった下請けこなす 次第に無限の五線の奴隷と化す だって
(Break!) もらうほど休めない仕事なんだ You understand?
まるで昭和漂う町工場 商売仲間たちが退こうが
居残るエリア どころか拡げるエリア 世界担うカロッツェリア
OK オレにはオレの意地があんだ ペースがあんだ 越えたい壁があんだ
さあバッチこい 無茶なBGM でも バッチこい 合わすBPM だって
(Break!) しそうでも (Break!) しないのがタマラナイのさ
You understand???

あぁもう どうにかなりそうさ 忙しくて すげぇHigh
でもこういう状況 嫌いじゃないのさ エネルギッシュで すげぇHigh
立ち止まったって休めない
ならいっそこのままテンパっていたいんだ Like this

(宇多丸)
てな調子 次から次から次 歯車にしたって回され過ぎ
だけど今さらもう止めらんないんだ 自分にムチ打つ まだ走れる間
まるで世界は巨大な機械だ エネルギー源はオレの気合いだ!
気合いだ! 気合いだ! 気合いだ! 気合いだーッ!
プラス、キミへの飽くなき愛だ
無理難題あと1109個 だがきっとオレはやれば出来る子!

あぁもう どうにかなりそうさ 忙しくて すげぇHigh
でもこういう状況 嫌いじゃないのさ エネルギッシュで すげぇHigh
立ち止まったって休めない ならいっそこのままテンパっていたいんだ Like this

……とかなんとか言っても月イチ程度はまともに休みたい。


6.ザ・ネイバーズ

作詞:Mummy-D・宇多丸
作曲:AKIRA for googolplex muzic

話のわからぬ隣のイカレた住人 ( ザ・ネイバーズ)
じゅ、住人 ( ザ・ネイバーズ)
揉め事だらけのオレたちゃオカシな友人 ( ザ・ネイバーズ)
ゆ、友人 ( ザ・ネイバーズ)

(Mummy-D)
あーったく! またオマエらか 近所迷惑なFamily
もうまったく! ヒトの話に耳を貸さないBig family
その割にやたら声デカいから周りと空回り(ッデーム!)
まるでジャイアン 世間が様変わりしてもスネ夫の肩代わり(ッデーム!)
アレもソレもコレもオレの ダメ元で声上げろ(ホーーッ!)
そこは代々我が家の先祖のもん ならこっちも声上げろ(ホーーッ!)
なんでも食べちゃうからもたれちゃう すぐ取り上げちゃうからもつれちゃう
仲直りするとパンダくれちゃう コワいパイセン 欲しいのはパンダじゃないぜ
Make some noise!!!

話のわからぬ隣のイカレた住人 ( ザ・ネイバーズ)
じゅ、住人 ( ザ・ネイバーズ)
揉め事だらけのオレたちゃオカシな友人 ( ザ・ネイバーズ)
ゆ、友人 ( ザ・ネイバーズ)

(宇多丸)
「やった」「やらない」「ゆった」「ゆわない」で歩み寄ってく気がない
「先に手ぇ出したのはそっち」「そっち」「そっち!」もう出口がない
せめて町内会の連中 味方につけたいけれど苦戦中
だってお隣さんこそがそこの重鎮の座をまだ独占中
何度も思った「絶交しよう!」 だが商売的には「絶好調!」
太刀打ちできねえ低コストで今じゃ一番でっけえ工場
気がつきゃウチの肩身のが狭くなってる アレ?じっさい庭が狭くなってる?
隣のハミ出た木のせいか? いや気のせいか……そう気のせいだ!
と、思いたい……

話のわからぬ隣のイカレた住人 ( ザ・ネイバーズ)
じゅ、住人 ( ザ・ネイバーズ)
揉め事だらけのオレたちゃオカシな友人 ( ザ・ネイバーズ)
ゆ、友人 ( ザ・ネイバーズ)

(Mummy-D)
あーーったく! なんでこうなった? なんでこう頑固にこんがらがった?
なんでこうもイガミ合うのか? 孫の代も襟つかみ合うのか?
全部爺やのせいか曾爺のせい? 単に立地のせい? 地位のせい?
向こう三軒難題のオンパレード 「本当なんとかなんないもんすかね?」
そうさ こっちにゃこっちの言い分がある そっちにゃそっちの言い分がある
「どっちもどっちでEvenじゃん?」ってな仲裁呑めないReasonがある
が、どっちにとってもいい関係は、どっちからともなくGive-N-Take
ねえ、助けてドラえもん やって来たのはキッチュなマガいもんでした(泣)
Make some noise!!!

話のわからぬ隣のイカレた住人 ( ザ・ネイバーズ)
じゅ、住人 ( ザ・ネイバーズ)
揉め事だらけのオレたちゃオカシな友人 ( ザ・ネイバーズ)
ゆ、友人 ( ザ・ネイバーズ)


7.Hands

作詞:Mummy-D・宇多丸
作曲:AKIRA for googolplex muzic

(Hands!) 差し伸べよう 握りしめた手のひら拡げて
生まれたての命のSOS 消える前に閉ざされた扉拡げて
(Hands!) 差し伸べよう 握りしめた手のひら拡げて
生まれたての母性のSOS 消える前に差し伸べよう
(Hands!)

(Mummy-D)
ああ…… モミジみたいにちっちゃくて汗ばんで柔らかい
その手でママの指握りしめて今頃どんな夢見てるのかい?
そのうち話すがこの下界は 決してパラダイスとは言えないが
今はただただ眠れ母の胸で 母も眠れ 母たることも忘れて
ああ…… キミの泣き声はどんな音楽よりママを揺さぶる
時に癒しのメロディ奏でる 時に酷く神経 逆撫でる
ママは少々疲れてるだけさ 理想像に取り憑かれてるだけさ
今はただただ眠れ母の胸で 母も眠れ その手の痛み忘れて

(Hands!) 差し伸べよう 握りしめた手のひら拡げて
生まれたての命のSOS 消える前に閉ざされた扉拡げて
(Hands!) 差し伸べよう 握りしめた手のひら拡げて
生まれたての母性のSOS 消える前に差し伸べよう
(Hands!)

(宇多丸)
誰にとってもそれは初めてだらけ
あの日オトナたちも知ったフリをしていただけ
親としては全員がビギナーズ だったはずなのにいつしか 全部十把ひとからげ
でマニュアル化された正しいお母さん像 から私だけがズレてないかを常に参照
していないと不安でつい過剰に思いつめる
「こうあるべき」ってイメージで自分まで追いつめる
完璧などない 特にヒトの育て方には
まして重過ぎるのさ ママ一人の肩には
なのにすぐ皆 世代のせいにすんのはなぜ
そんで少子化を憂うなんてポーズはナンセンス
かつてあった気がする理想郷的ユニティ
懐かしがる前にまず目の前のコミュニティ
の閉めたままのあの窓の向こうの手つかずの不幸
そう、オレたちにもよく似たあの子に

(Hands!) 差し伸べよう 握りしめた手のひら拡げて
生まれたての命のSOS 消える前に閉ざされた扉拡げて
(Hands!) 差し伸べよう 握りしめた手のひら拡げて
生まれたての母性のSOS 消える前に差し伸べよう
(Hands!)

(Mummy-D)
誰もがみんな子供だった 祝福の歌の中で育った
あの日のママも子供だった
キミに最もしたくないことしてしまったこともあった
だけど徐々に子供と 共に育った キミと誰かが支えたんだ
キミの誰かは意外にキミの前に さあ その手とこの手を互いに

(Hands!) 差し伸べよう 握りしめた手のひら拡げて
生まれたての命のSOS 消える前に閉ざされた扉拡げて
(Hands!) 差し伸べよう 握りしめた手のひら拡げて
生まれたての母性のSOS 消える前に差し伸べよう
(Hands!)


8.肉体関係 Part.2


9.ほとんどビョーキ

作詞:宇多丸・Mummy-D
作曲:DJ JIN

(宇多丸)
年中 ほとんどビョーキしてる気分deathよ 例えば先日の月曜
三日寝込んでた例の熱病 収まった途端 キレーな血尿
こないだかかったアレとは別の らしいが今んとこ判別不能
口元に出来たヘルペスも 今じゃお顔のデフォルト さぁレッツゴー

(Mummy-D)
ほとんどビョーキっちゃビョーキ 今何曜日? とっくに火曜日!?
ほとんど曜日の感覚の無い毎日 体調は常にイマイチ
背中丸めて かぶるんだフード 醸し出しちゃうデカダンなムード
痛みに耐えて 歩き出すダンディ 向かう歯医者の予約はPM3時

ほとんどビョーキ ほとんどビョーキ
ほとんどビョーキ 一生ほとんどビョーキdeathよ
ほとんどビョーキ ほとんどビョーキ
ほとんどビョーキ みんなほとんどdeathよ

(宇多丸)
なんか 今日オデコのブツブツが多め チキショーめ こいつは不吉なオーメン
潔癖性で超几帳面 ストレス性の胃炎と腸炎のせいで
疲労困憊気味 また頬に発見でっかいシミ
週の真ん中モッコリ!どころかゲソーッ げっ、この上さらに毛が抜けそう

(Mummy-D)
ジミな木曜 何気に元気 今こそチェンジしようぜこの現実
敵は体内に居座る邪悪な便秘 果敢に立ち上がる戦士
またがる便器 深くメディテーション 絶やすなコンセントレーション
解き放つPower (Ha!) Power (Ha!) 黒いギマン押し流すシャワー

ほとんどビョーキ ほとんどビョーキ
ほとんどビョーキ 一生ほとんどビョーキdeathよ
ほとんどビョーキ ほとんどビョーキ
ほとんどビョーキ みんなほとんどdeathよ

(宇多丸)
情緒不安定になるフライデー 見るもの触れるもの全部不快で
呪いのコトバ連ねたブログ書いて 後で読み返して思う ボク最低!
昔ならワラ人形こさえてるところ これでもナンボか抑えてる
黒い思いをたくさん抱いて 今日も笑顔でお客さんの相手(よろこんで!)

(Mummy-D)
やった やった 土曜の晩だ 自由の勝利 飲もうぜガンガン
ホッピー ウィスキー ウォッカにソーダ 昨日の仮病もどっかにとんだ
アイツに電話 ソイツに電話 全くドイツも電話に出んわ
そうか そりゃそうだ間違いない オレには真の友達がいない……

(宇多丸)
一体何が正気で狂気 日曜日その線引きを放棄
人柄はごく真っ当で陽気 誰もが即開いちまう胸襟
趣味はウォーキング シャツは抗菌 だがその秘めた願望は猟奇
世間にバレたらきっとお仕置きされちゃう鬼畜な妄想でウッキウキ!

ほとんどビョーキ ほとんどビョーキ
ほとんどビョーキ 一生ほとんどビョーキdeathよ
ほとんどビョーキ ほとんどビョーキ
ほとんどビョーキ みんなほとんどdeathよ

いたーい いたーい おなかいたい
あたまがいたい そのうえこしがいたい
こころなしかこころもいたい これはこいだとおもいたい
ウィー・アー ほとんどビョーキ (ほとんどビョーキ)
ほとんどキョーキ (ほとんどキョーキ)
どうせまともなやつなどいやしない
きみとやまいをいやしたい
イェー!


10.POP LIFE

作詞:Mummy-D・宇多丸
作曲:DJ Watarai

(Mummy-D)
下町の方でタケノコのように伸びてく白い電波塔は
赤い電波塔より鮮やかな未来像(ヴィジョン)届けてくれるんだそうだ
オトナたちの言う「希望に満ちたあの頃」ってのはいつだろうか?
ま、そりゃそうと出かけよう オレたちの今日はこれからさ It's not over
だいたいのTime にだいたいのPlace で再会果たす喰えないメンバー
Do you remember 不便なスカイペイジャー? 手にはスマートな携帯電話
これはカンだが確かな実感だ おまえのドヤ顔見て感じたんだ
オレたちの人生 かなりイケてんぜ 「あの頃」以上にPop に弾けてんぜ No?

雲一つないSunny days 続いたかと思えばまたRainy days
キミの気分のようなEveryday 繰り返すオレたちの弾ける人生
雲一つないSunny days 気が滅入るような灰色のRainy days
どっちでもないこのEveryday こそ素晴らしい 弾ける人生

(宇多丸)
万事快調ったぁ言い難いdays 互いの主義主張同士が今日も対決
話し合いさえすれば解決ってわけでもない こいつは根が深いケース
要はとにかくムシが好かねぇ 何かって言やぁすぐにムシ返すタネ
アイツと違って粘着じゃねぇ!と自分じゃエバってんのに ぶり返す邪念
あるいは立場を交換すると ヤツにさえかすかに共感する
どころかヘタすりゃ共通項ばっか だったりして ちょいとこいつは困った
こちらから見りゃサイテーな人 だがあんなんでも誰かの大切な人
ならいいんじゃん?と思えた不思議 風向きだって変わるさそのうちに

雲一つないSunny days 続いたかと思えばまたRainy days
キミの気分のようなEveryday 繰り返すオレたちの弾ける人生
雲一つないSunny days 気が滅入るような灰色のRainy days
どっちでもないこのEveryday こそ素晴らしい 弾ける人生

(Mummy-D)
ああ、思えば遠くへ来たもんだ よくもまあベシャり続けたもんだ
あの時分の自分たちの気分 込めたナンバー聴きながら思うんだ
あの頃にはあの頃の悩みが その頃には心の暗闇が
ってことはオマエもそうか こりゃ失礼 オレの不明 どうか見逃してくれ
だけどMy man, My friend, My dear 思い出せばあの頃もオレらは笑ってた
クダラなすぎて とうに忘れた マジクダラねえギャグとばしあってた
ってことは今もその螺旋の最中? ってことは今のうちにしとかなきゃ
この弾ける毎日すらイマイチと見まがうほどの明日へのリハーサルを!

雲一つないSunny days 続いたかと思えばまたRainy days
キミの気分のようなEveryday 繰り返すオレたちの弾ける人生
雲一つないSunny days 気が滅入るような灰色のRainy days
どっちでもないこのEveryday こそ素晴らしい 弾ける人生


11.ちょうどいい

作詞:Mummy-D・宇多丸
作曲:DJ Mitsu the Beats

We said a hip hop the hippie the hippie
to the hip hip hop and you don't stop
今この場 この温度 このムード 醸し出すこの風に乗んな
We rock it to the bang bang boogie
say up jumped the boogie
なんとなくいいならためらわずに 手上げるついでに声出そう
Say ちょうどいい (ちょうどいい)

(Mummy-D)
夕暮れの商店街吹き抜けてゆくサマーブリーズ (ちょうどいい)
街のそば屋のマズかないがウマくもないそば手繰り生あくび (ちょうどいい)
女将は軽く無愛想 付かず離れず絶妙な接客 (ちょうどいい)
そば湯はやけに透明 チクショーめ ただの熱湯じゃねえか (うーん...)
陽が落ちるまで近くの公園で ビール片手に脳内Trip (ちょうどいい)
寄ってくるのは蚊と鳩のみなさんだけだけどちょいロマンティック
(ちょうどいい)
こんな夜に練る人生の計画 よぎる彼女のプレーンなメイキャップ
今そこにある究極の贅沢 ちょうどいいちょうどいい

We said a hip hop the hippie the hippie
to the hip hip hop and you don't stop
今この場 この温度 このムード 醸し出すこの風に乗んな
We rock it to the bang bang boogie
say up jumped the boogie
なんとなくいいならためらわずに 手上げるついでに声出そう
Say ちょうどいい (ちょうどいい)

(宇多丸)
まるでそこだけまだバブル
テレビからまたベタなウィンターソング (ちょうどいい)
ヌルい ダサい 間違いない! スカしたドラマ ユルい感想 (ちょうどいい)
空白の一日 ライク ミスター江川 お昼までイン・ダ・布団 (ちょうどいい)
オン&オン そこにピンポ〜ン 鳴り響く部屋のインターホン (ピザとコーク!)
金輪際 表には出ない 決意固めた悪天候 (超だりー)
が午後にはウソみてぇなピーカン ならば即計画変更 (ちょうどいい)
映画館でハシゴ何作可能? 深夜も稼働のバルトなんかどう?
で、そのうち一本にまぁ感動 くらいが ちょうどいい ちょうどいい

We said a hip hop the hippie the hippie
to the hip hip hop and you don't stop
今この場 この温度 このムード 醸し出すこの風に乗んな
We rock it to the bang bang boogie
say up jumped the boogie
なんとなくいいならためらわずに 手上げるついでに声出そう
Say ちょうどいい (ちょうどいい)

(Mummy-D)
サンデーモーニング いやアフタヌーン 賑やか過ぎぬ通りへ (ちょうどいい
キミは 鼻歌うたい上機嫌 スキだらけのコーディネイト (ちょうどいい)
覗いていこうぜ
オシャレなHip Hopが流れるオシャレなブランドショップ (ちょうどいい)
「お似合ですよおにーさん」っておねーさん
これその「おにーさん」の曲 (うーん...)
バスで帰ろうぜ 浮かすタクシー代 今晩は贅沢しない (ちょうどいい)
キミの料理はいい意味で美味過ぎない お陰で太る心配ない (ちょうどいい)
日付は変わりスタジオにBack Again よぎるオーディエンスが沸く場面
目指すは永遠に届かぬ100% ちょうどいい

We said a hip hop the hippie the hippie
to the hip hip hop and you don't stop
今この場 この温度 このムード 醸し出すこの風に乗んな
We rock it to the bang bang boogie
say up jumped the boogie
なんとなくいいならためらわずに 手上げるついでに声出そう
Say ちょうどいい (ちょうどいい)


12.キング オブ ステージ


13.ブラザーズ


14.リスペクト


15.耳ヲ貸スベキ


16.Hey, DJ JIN


17.敗者復活戦


18.Born To Lose

作詞:Mummy-D・宇多丸
作曲:SKY BEATZ

(Mummy-D)
誰もが言った やめときな坊や それは海の向こうの一過性のジョークさ
東の果てで恵まれてきたオマエにゃ真似る資格すらないスポーツさ
キミは正しい ただし 正しかった がより正しい
今じゃあっちからこっちからどっちからともなく聴こえてくるそれは
あの日オマエがバカにしたそれだ しかもルーツはこのオレだ
されど いまだ負けてないだけ 言い換えりゃいまだに勝ててないわけ
Straight outta 近所 ありがちなパンピー日本男児 We can never be funky?
今思えば相当無謀なバクチ 白紙に帰した荒唐無稽なタクティクス
さあ喜べ ゼロからのスタート ゼロからのスパートのエキスパート
I was...

Born to lose, Rhyme to win
Let's go again, It's time to win
何者でもなく産声上げ
何者か目指し歌声上げる
Born to lose, Rhyme to win
Let's go again It's time to sing, Come on
(ラララー ラララー)

(宇多丸)
表現としてはやや不穏当 だが確かに本当 人生はほとんど笑うしかないコント
しょーもない煩悩と得体の知れん混沌 に翻弄されて時間つぶしの禅問答
繰り返してる間に尽きちまう寿命 まるでただ居眠りして過ごしちまう授業
キンコンカンコーン まさしく諸行無常の響きあり
持ち時間は以上!って ああ無情
運命の女神だって薄情な悪女さ 優しく微笑 どころか冷たい苦笑
いつか読んだフィクションとは話が違い過ぎ
主役は楽勝だったはずだがチクショウ
せめて歌に託そう 神様に苦情 白鳥にはなれないアヒルたちの主張
ガーガーガー 超やかましい口調 で極上のお耳汚しカマしに行くぞ
オレたちは…

Born to lose, Rhyme to win
Let's go again, It's time to win
何者でもなく産声上げ
何者か目指し歌声上げる
Born to lose, Rhyme to win
Let's go again It's time to sing, Come on
(ラララー ラララー)

(Mummy-D)
「風はまた吹く」 誰かが歌う 吹き抜けりゃ再び枯れ葉が舞う
もう慣れたらどうだ? なぜ抗うんだ? 踵から伸びた 影が笑うんだ
Yes! オマエはまだNobody オレはNo one その可能性 に賭けるその他大勢
生きた心地はそれ自体以外に無い そうさすべてはオレ次第 オマエ次第
さあ喜べ 勝てる権利を 負ける権利を 笑える権利を 泣ける権利を
これはHip Hop と呼ばれる無敵のジョークさ 評論家泣かせの奇跡のスポーツさ
行くぜ野良犬 捨て犬 咬ませ犬 神のシナリオからの脱走者
生きている限り 望み続ける限り 既に We got to be the 勝者!

Born to lose, Rhyme to win
Let's go again, It's time to win
何者でもなく産声上げ
何者か目指し歌声上げる
Born to lose, Rhyme to win
Let's go again It's time to sing, Come on
(ラララー ラララー)


19.Walk This Way

作詞:Mummy-D・宇多丸
作曲:BACHLOGIC

御手を拝借
御手を拝借

Somebody say Walk... This... Way...
そのまま そのまま行こう
Let's Walk... This... Way...

(Mummy-D)
俺たちに明日は無いなんて気障(キザ)な台詞(セリフ)で
怪我しないように世を渡る安い処世術(スキル)身につける
風の噂で昔の仲間の羽振り聞きつけ 脱ぎ捨てる
くたびれたスーツ くたびれたフェイス くたびれたイエスタデイ
夜は魔物さ 袋小路へと誘うものさ
パンドラの箱覗いて見れば 踊る偽善や偽悪のコトバ それがどうした?
蓋を閉じて 鼻ほじって瞼を閉じて
ちょっといやらしい夢でも見れば 昇る太陽 昨日の文句なんて覚えてないよ
さあ行こうぜ ミスターネガティヴ ぶつけようぜ 満ちたエナジー
「そのままの君でいて」なんて歌わないぜ 昨日より今日のが倍マシ
勝者とは孤独な者を指す コンパスはいつもの方向指す
ただ為すべき事を為すべく為すべき事を為す 君は今

輝いてる 輝いてる 輝いてる 輝いてる
今この瞬間 逃さないよう We rock the mic 褒め讃えよう
輝いてる 輝いてる 輝いてる 輝いてる
今この瞬間 途切れないよう 手を叩いて褒め讃えよう

御手を拝借
御手を拝借

(宇多丸)
そいつは 自伝に書くようなドラマやトラウマとはほど遠いストーリー
まるで普段は見落とす小さい脇道 人々は素通り だがしかし
確かに明日に向かってる 君の足が目指す方に
あとゴールまで残り どんだけの距離 旅路はすごくロンリー
誰もが一人 時には胃が痛む日々 あげく崖っぷちで見失う意義
ひょっとして全てが無意味? なまじ努力してきた分 我慢もリミット
そして毎日がブルーなマンデー 持て余すエゴで気分は荒んで
わかってもらえないのはなんで? 全部人のせいにしちゃいたい自分が残念
みたいな日もLONG TIME AGO 実際んとこはそう遠くない過去
のはずなのに どうでもいいじゃんとうに
プラマイでちょいプラスくらい順当に
ありふれた苦悩にまみれた一生 だがそこじゃあんたがマジ大将
いつか見た夢と気がつけば一緒 だからもう大丈夫

輝いてる 輝いてる 輝いてる 輝いてる
今この瞬間 逃さないよう We rock the mic 褒め讃えよう
輝いてる 輝いてる 輝いてる 輝いてる
今この瞬間 途切れないよう 手を叩いて褒め讃えよう

御手を拝借
御手を拝借


20.余計なお世話だバカヤロウ

作詞:Mummy-D・宇多丸
作曲:DJ Watarai

(Mummy-D)
有り難いその御意見はキミがくれた宝物 Wow
ありがとう でも実際は余計なお世話だバカヤロウ
ヒトの話は素直に聞くもんだ ジワジワと後から効くもんだ けれど
8割がたはマジで余計なお世話だよバカヤロウ

(宇多丸)
一見して超親切そうに だが実は心底嬉しそうに
さもなきゃハナから謎の剣幕でもう涙さえ流しそうに
「あんたのためよコレ分かってんの? わざわざ損な役目買ってんの
いいことしか言わないそのへんの人と違ってあえて叱ってんの!」
……とか言うほど正しかないし 結果自分の話しかしないし
これってまさかなんかの仕返し? 言い返しでもした日にゃ一大事
善意からだけになお厄介 ぶっちゃけ的外れなおせっかい
「オメーもだろ!」って、そりゃそうかもだが
それこそ余計なお世話だバカヤロウ!

(Mummy-D)
有り難いその御意見はキミがくれた宝物 Wow
ありがとう でも実際は余計なお世話だバカヤロウ

(宇多丸)
バカヤロウと言やぁ最近の野次馬 妙に偉そうな空気が充満
一銭たりとも払わず気分だけは一家言持ったコンシューマー
見出しだけ見て早「ガッテン!」 勝手にキャンキャン吠えやがって
そもそも元ネタ自体が間違ってたりもしちゃってマジ勘弁
誰かの言うことコピーとペーストしたのは意見と呼ばないぜ
報われない日々の腹いせ ならどっか他所で 例えば来世
言い換えれば涅槃で待ってろ それが出来なきゃお前は黙ってろ!
「オマエモナー」って、そりゃそうかもだが
それこそ余計なお世話だバカヤロウ!

(Mummy-D)
有り難いその御意見はキミがくれた宝物 Wow
ありがとう でも実際は余計なお世話だバカヤロウ
ヒトの話は素直に聞くもんだ ジワジワと後から効くもんだ けれど
8割がたはマジで余計なお世話だよバカヤロウ

(宇多丸)
「バカヤロウ、とか言っちゃってダイジョブすかねー
ボクはいいんだけどウエがどうすかねー」
どうすかねーじゃねぇだろ バカヤロウも言えない世界にしたいかバカヤロウ
あと頼んでねぇのに陰口わざわざ告げ口すんなよバカヤロウ
「いや、聞きましたよ〜」って半笑い 半年前のネタだよバカヤロウ
せめてお前がいつもいじってるその機械で調べとけよバカヤロウ
「サンプラザみた? いw」って新発見みたくはしゃぐことか?とかバカヤロウ
「ハゲハゲ〜」ってガキかよバカヤロウ 「ハゲ同です!」ウソつけ!バカヤロウ
バカヤロウ対もっとバカヤロウ ならおあいこでいい!もーバカヤロウ!

(Mummy-D)
有り難いその御意見はキミがくれた宝物 Wow
ありがとう でも実際は余計なお世話だバカヤロウ
ヒトが下手に出てれば調子こいて ペラペラと上から物申すぜ
「いるよねー、そういうヤツ」その「そういうヤツ」
自分とは気付かずそう言うヤツ
オマエだよバカヤロウ!!!

叫べ 余計なお世話だ! (余計なお世話だ!)
バカヤロウ Come on! (バカヤロウ!)
もう一丁 大きなお世話だ! (大きなお世話だ!)
このバカヤロウ Come on! (バカヤロウ!)
I say おまえだよー You say! (おまえもなー!)
I say おまえだよー You say! (おまえもなー!)
言ったなこのバカヤロウ Come on! (バカヤロウ!)
OK じゃあ最後は仲良く声合わそう!
「余計なお世話だバカヤロウ!」


21.ONCE AGAIN

作詞:宇多丸・Mummy-D
作曲:BACHLOGIC

(宇多丸)
午前零時 日付の変わる瞬間 雨上がりの冷気
感じながら誓う またリベンジ 気がつけば人生も後半のページ
なのに未だハンパなステージ 時には手痛く食らっちまうダメージ
まるでいつか使う予定のマイレージ
みたいにひたすら溜め込むデカいイメージ
誰のせいにも出来ねぇし、したくねぇ 「夢」別名「呪い」で胸が痛くて
目ぇ覚ませって正論 耳が痛くて いい歳こいて先行きは未確定
きっと映画や漫画の見過ぎ 甘いコトバ聴き過ぎ で、時間のみ過ぎ
ガキの好きそうなことばっか病みつき この男、誇大妄想家につき
くじけなさは異常 ほとんどビョーキ ゼロからスタートは一緒 荷物は放棄
失うもんは最小 得る方が大きい 財産は唯一最初に抱いた動機
気分はヤケにトウが立ったルーキーズ 午前零時 新しい日の空気
オレは古着 だが洗い立てのブルージーンズ そのドアを開いて振り絞る勇気

風はまた吹く 気付かないならかざしな人差し指を
陽はまた昇るゆっくりと 決して立てるな己にその中指を
風はまた吹く 気付かないならかざしな人差し指を
陽はまた昇るゆっくりと その時立てろ親指を

(Mummy-D)
キミの知らないオレの歴史 オレの知らないキミの景色
繋げるのは このタフなリズムだって信じてまたペンを取る
紙に滲む 黒い衝動が よそ行きのべべ着た肖像画に
なってしまわないうちに音楽に変えよう
灰色(Gray)な鍵盤(Note)に命与えよう
右肩上がりの人生なんてそう続きゃしないさ
オレの背中押す風が 時に頬を殴る つぶれちまえと
オレは生身のままでそれに耐えた
いつか生身のままのキミに逢えた
キミは生身の声で誉め讃えた
オレは生身の声でそいつに応えた
否、応えて行きたいんだ 否、否、答えなどありゃしないんだ
ありがとうMy man ありがとうMy haters
この足で立ち上がれそうだぜ
さあ、取り戻せそのラフネス 見せつけろそのタフネス
孤独の果てに浮かんだフレーズは
Three times, twice, once again!!

風はまた吹く 気付かないならかざしな人差し指を
陽はまた昇るゆっくりと 決して立てるな己にその中指を
風はまた吹く 気付かないならかざしな人差し指を
陽はまた昇るゆっくりと その時立てろ親指を


22.B-BOYイズム

作詞:S.Sasaki・D.Sakama
作曲:D.Sakama・J.Yamamoto

決して譲れないぜ この美学 ナニモノにも媚びず 己を磨く
素晴しき ロクデナシたちだけに 届く轟く ベースの果てに
見た 揺るぎない 俺の美学 ナニモノにも媚びず 己を磨く
素晴しき ロクデナシたちだけに 届く 轟く ベースの如く

俺の名前は B-BOY 神の申し子 よく聴きな 道行くトーシロ
そこの B-BOYの Wanna be boy 君だ 聞こえたら 即答しろ
畑違い 人間違いってか? わかったから黙ってな
目クソ鼻クソのカテゴライズ 耳クソの価値もない
だから語り明かそう 赤子同然の若僧
はぐらかそうとか 茶化そうとせずに
さあ 寄ってきな 丸出しの志 語るセミナー 開講
それじゃ 相棒 B-BOYのB を定義してみな
(決して譲れないぜ この美学) ナニモノにも媚びず己を磨く

(※くり返し)

数はともかく 心は少数派 俺たちだけに聴こえる 特殊な電波
よく見ときな 最後にはどちらの勝ちか アマノジャクたちの価値観
なにせ 行く手はエラク遠距離 足跡からも学ぶぜ謙虚に
あえて時には手も汚そう 愛なき時代のさなかにようこそ

何度でも言うぞ 俺の名前は黄色い B-BOY ハンパなく ナンバーワン
手前ミソ売りつける商人 毎週末の金土の テレビドラマの中に後ろ姿
見つけられなかった仲間たちのため Kick the verse 歌詞 蹴っとばす
まるでストレスとばす ジェットバス

冬をしのげ そのたくましさ見習え はだしのゲン
傘もささずに歩く土砂降りの中を
見ろよこの晴れやかな顔 欲得 超えたヤセガマン
イエー そこにこそこだわるぜ
CauseI'mthe man 渋滞続く ハイウェイ 尻目に マイウェイ
行くぜこのまま寝ないで

(※くり返し)

いかにも 俺が B-BOYのなかのB-BOY ただのB-BOY
自分が自分であることを誇る
ただ それだけ 命懸けで守る イビツに ひずむ俺イズムの
イビツこそ自らと気付く
奴らのカラー分かつ このプリズム 奴らに共通なこのリズム

心こめて描く繊細なタッチ 栄光なき天才たちに捧ぐ僕からの鎮魂歌
または 決して屈せざる奴らの国歌 生まれ育ち国籍は違え
この旗のもと忠誠を誓え
ドロに まみれつつ生きてく技術と知恵 身につけ約束の土地へ


23.ザ・グレート・アマチュアリズム

作詞:S.SASAKI・D.SAKAMA・J.YAMAMOTO・D.SAKAMA
作曲:TOMOYASU TAKEUCHI

※ノイズだらけの アナログレコード 回れば本気モード
シャベクリ倒す こちとらシロウト 気にしねぇ トチろうと
スタイルはスレスレ 非合法ぐらいの逆転の思考法
偉大なるアマチュア ドシロウト 止まらない初期衝動※

オレの名前はトーシロ よく聞きな道行くトーシロ つまり同志よ
素晴らしい 音楽史のパラサイト ヒップホップは まだくたばらない
オレの時代が終わっても このブームが去って明後日にも
ごみ箱漁っても 電気すらなくなっても
最早とめられない このアートフォーム
ズブならズブほど ズブズブはまるグルーヴ
未熟ならば未熟なりに 光り出すニューブルース
チリも積もれば山んなる ただの石も磨けば玉んなる
ヘタな知識持つだけ邪魔んなる 自分らしくありゃ即サマんなる
ネコ踏んじゃったすら弾けないが 韻踏んじゃったらオマエもライマー
そんなヴァイラスまき散らす
スタイラスの上で誰かが待ちきれずうたい出す

(※くり返し)

半ば本格派 半ば道楽か 勝手次第な好事家なくば
かつて生まれた娯楽は無駄 だがその興味の源泉は 局地局地に伝染し
無償は承知の 原点に立ち返り独自に喧伝す
誰がために誰がためもなく ただはかなく身を焦がす
鋼の車輪と言葉操り かたくなに型はなし ならば
揚雲雀 風に舞い 蝸牛枝に這い 神は天にしろしめし 世は全て こともなし

(※くり返し)

チキショウ! 持ってるヤツに持ってないヤツが
たまには勝つと思ってたいヤツ
値段もロゴもドデカいシャツは 着ないでラクしてモテたいヤツに朗報!
願ってもないチャンス ブサイク・音痴だって歌えちゃう
スッゲー敷居低い歌唱法 ちょうどオレが生きた証拠
ただし時に採算度外視 までしてイカ臭いサウンド配信
モテ度低下→燃やす闘志 オレに言わせりゃモロ安い投資
当てにならねぇ ビジネス・センスよりかビシッと先示すぜ
オレの勘 当たってんじゃん実際 埋めてやっか あのベンチャーの失敗
「ネェ 社長サン遊ンデカナイ? モチボッタクルヨ デモ損デハナイヨ」
「例ノゲートノ 通行料ヨリハ マトモデショ? 言ワバ授業料」

プロの看板下げたNo.1ファンが いいこと言うからよく聞け
イカすブラウン管中のナンパラッパーが 吹き出しちゃう程直球で
左様 世の中そんなに甘くはないが言わしてもらう 決してためらわない
オレにとっちゃコイツは金じゃあない Checkしな
この至高のアマチュアナイト

(※くり返し×2)


24.K.U.F.U.

作詞:宇多丸・Mummy-D
作曲:DJ JIN

常に研究 常に練習
知恵を結集し 君をレスキュー

武器はたゆまぬK.U.F.U. 武器はたゆまぬK.U.F.U.
武器はたゆまぬK.U.F.U. 武器はたゆまぬK.U.F.U.

(宇多丸)
KとUとFとU わりとフツーに言うと「工夫」と言う
その美徳はまさに人間固有 偉大な歴史的モニュメント級
つまり ご先祖たちの探求に一個付け足す独自のブランニュー
とかく侮りがちなミーとユーとユーとユーたちに喝入れる直球
最初はほんのちょっとしたチェンジ だが未来にとっちゃ大事なチャレンジ
芸術・科学・経済に政治も ウン千年かけて拡げたレンジ
ナメたらアカン その蓄積を ナメたらアカン ウンチクや説教
ナメたらアカン そのセコい知恵こそ通じてんぜ 大いなる道へ

武器はたゆまぬK.U.F.U. 武器はたゆまぬK.U.F.U.
武器はたゆまぬK.U.F.U. 武器はたゆまぬK.U.F.U.

常に研究 常に練習
知恵を結集し 君をレスキュー

(Mummy-D)
オレにも出来ると思って始めた アイツよりマシだと思って始めた
始めてしばらくは天狗だった しばらく経ってから面食らった
甘くないぞこのライムってのは 軽くないぞこのマイクってのは
通らないのかオレのこの声は...... 実らないのかオレのこの恋は?
そうか オレは天才じゃないんだ 逆に オレにゃ限界は無いんだ
その時目から 鱗が落ちた 正確に言うと 耳から落ちた
声が 無いならリズムで勝負 リズムが無いなら イズムで勝負
早口 オフビート 全て試した 決してならなかった誰かの手下
一語 一句に手間ひま掛ける 小さなステージに全てを懸ける
夢は 野を駆ける 山を駆ける 現実は寒さに拍車を掛ける
寒さの中で 己探した 寒さの中で 仲間が増した
仲間と共に 競って出したヴァイナルが全てをひっくり返した
今から思えばダサくてよかった あのダサいヤツが最後に勝った
だから 今日は エコーも無しで ダブルも無しでマッパ丸出しで
バカでも出来る フロウで殺す バカでも出来る ライムで殺す
「オレにも出来る!」言ったなボウズ 許しはしないぜ三日坊主
キミの

武器はたゆまぬK.U.F.U. 武器はたゆまぬK.U.F.U.
武器はたゆまぬK.U.F.U. 武器はたゆまぬK.U.F.U.

常に研究 常に練習
知恵を結集し 君をレスキュー

(宇多丸)
あのウサギとカメの例のレースは教訓としてアレなケース
勝者敗者いずれにしたってダメ ウサギはバカで油断しちゃっただけ
ある意味カメはさらにそれ以下 敵のミス待ち ってそれでいいのか?
天賦の才能を弱者代表が打ち負かし格差解消
しようって場面でカメは無策過ぎ 勝算もねぇのに余りにウカツ過ぎ
そういうとこマジしょせん動物の限界 まんまでしかない自然界
地球の先輩たち て言うか前座 そもそもカメやウサギと比べんな!
万物の長 人間ナメんな! 秘訣教えよう 皆プチャヘンザッ

武器はたゆまぬK.U.F.U. 武器はたゆまぬK.U.F.U.
武器はたゆまぬK.U.F.U. 武器はたゆまぬK.U.F.U.

常に研究 常に練習
知恵を結集し 君をレスキュー


25.ラストヴァース

作詞:Mummy-D・宇多丸
作曲:DJ WATARAI

もし これが音楽じゃなくて もし ただの騒音だとしても
もし 届くなら届けよう その先の景色見届けよう
もし それが現実じゃなくて もし ただの幻想だとしても
もし 届くなら届けよう その先の景色見届けよう

(Mummy-D)
紙に書き留められた気の触れたラブレター
貼り付けるマイクスタンド 張り裂ける空気 張り付くレベルメーター
ガキの頃に夢見た立派な大人にはなれやしなかった でも
あの日種蒔いて芽を出した雑草はついに枯れやしなかった
さあ、花咲かすぜ エグい色した 華が無くね? それがどうした
兎角この世は世知辛いがBaby あげられる花束はこれしか無いんだ
オレのマイクロフォン キミのヘッドフォン 髪のように細いコネクション
もし 音の女神が許すなら 淡いシグナル送るぜブースから

もし これが音楽じゃなくて もし ただの騒音だとしても
もし 届くなら届けよう その先の景色見届けよう
もし それが現実じゃなくて もし ただの幻想だとしても
もし 届くなら届けよう その先の景色見届けよう

(宇多丸)
例えば究極の16小節 テメエが持てる全てのスキルと情熱
つぎ込んで余すことなく証明する 積み重ねたキャリアのショウケース
約40秒弱の長編小説 まさしくサイエンス 表現を調節
意味とリズムを構成する それは何万語費やすよりも 饒舌
聴いた者は皆決して拒絶 出来ないほどに徹底して強烈
イメージは超絶的 そしてメッセージは普遍的にして超フレッシュ
たとえいつかジャンルごと消滅 してもその詞だけは 時代を超越
そんな最高の最後のヴァース を夢見て今また挑戦する だから

もし これが音楽じゃなくて もし ただの騒音だとしても
もし 届くなら届けよう その先の景色見届けよう
もし それが現実じゃなくて もし ただの幻想だとしても
もし 届くなら届けよう その先の景色見届けよう

(宇多丸)
だが 余すとこ8小節を切った自分のパート まだ気持ちは序説
時は無情にもストップせず 結局決して魂は満足せず
このゴールなき大いなる助走のプロセス 見えないくらい前進はスローぺース
今回はどんくらい進んだ? 最後の小節の最後のフレーズ

(Mummy-D)
記録してくれ Mr.エンジニア 記憶してくれ泡沫(うたかた)のジーニアス
薄い小箱に押し込められようが ドア叩くぜ 平たく焼かれようが
オレのマイクロフォン キミのヘッドフォン 今やOne Way 片道セッション
だけどもし 生で再会できたら 生身の声送るぜステージから

もし これが音楽じゃなくて もし ただの騒音だとしても
もし 届くなら届けよう その先の景色見届けよう
もし それが現実じゃなくて もし ただの幻想だとしても
もし 届くなら届けよう その先の景色見届けよう

ラストショウ ラストソング ラストライン ラストライム
繰り出すとしよう これがラストヴァース 4U
ラストショウ ラストソング ラストライン ラストライム
創り出すとしよう 次のラストヴァース 4U


26.フラッシュバック、夏。

作詞:宇多丸・Mummy-D
作曲:DJ Mitsu the Beats

フラッシュバック、フラッシュバック
フラッシュバック、フラッシュバック
フラッシュバック、フラッシュバック
Oh No! フラッシュバック、夏。

(宇多丸)
その記憶は 80'sのコマーシャル みたいにキラキラしてほとんどバーチャル
飛び出すアイマックスで観るクライマックス よりも鮮烈で忘れ難い夏
なんせ匂い付きでレミニス レディースのムスクと海からのブリーズ
オレたちは無邪気なダブルピースのままフリーズ
「はいチーズ!」最高の顔みんなプリーズ
で次第に雑な発言しまくり 必殺のギャグも全然パクリ
だが「懲りてな〜い」面々とまたクルージング 季節限定のにわか自由人
信じちまうんだ可能性 別名ときめき的な何かのせい
宣誓、Never Say「ただの気のせい」 人生こそほんのひとときのプレイ
あのコこっちを見てたっぽい いわゆる「行ってたら行けた」恋
だったはずだきっと アレ絶対、だったはずだきっと……
Say What!?

確か、確か それは真夏の残像、残像
繰り返すあの暑さ、暑さ 胸に過ぎ行くシーズン、シーズン、シーズン
またフラッシュバック、フラッシュバック
フラッシュバック、フラッシュバック
フラッシュバック、フラッシュバック
Oh No! フラッシュバック、夏。

(Mummy-D)
誰もが好きなサンシャイン 思い出すあの長い長い長い長い夏の
長い長い長い長い夜の 短い短いスパークル
キミは 慣れぬ浴衣に袖通し オレは よれたタンクに首通し
花火大会 気分はデート 呼びもしないその他大勢と 見上げれば
ドン! 玉屋ー! もういっちょ ドン! 鍵屋ー!
オレは秘かに荒い鼻息で キミのうなじに注ぐアツい視線
その時だった キミは振り向いて オレの額ぬぐった 白い手拭いで
家に帰っても収まんない あのHot hot summer night
それは刹那の打ち上げ花火? それともキミの仕掛け花火?
オレは今もくすぶる線香花火 Yes, I wanna be your... what!?

確か、確か それは真夏の残像、残像
繰り返すあの暑さ、暑さ 胸に過ぎ行くシーズン、シーズン、シーズン
またフラッシュバック、フラッシュバック
フラッシュバック、フラッシュバック
フラッシュバック、フラッシュバック
Oh No! フラッシュバック、夏。

(宇多丸)
そして季節は冬 木枯らしがピュ〜 コートの襟を立てて街を浮遊
イルミネーションにみんな昂る 大通りのなか自分だけがブルー
脳内で「もし……」ばっか練習 あの夏 イイ場面だけを編集
遠い目で夢見てる一年中 だがたぶん二度と会わない連中
二度とないNo Reasonなシーズン 写真のオレたちはダブルピース
したその瞬間のままでフリーズ まるで懐かしいドラマシリーズ
きっとすべては最期の一瞬に見るという走馬灯の準備
暗闇の中でもひときわ鮮やかな フラッシュバック、夏。


27.Don't Think, Feel...

作詞:Mummy-D・宇多丸
作曲:DJ JIN

それじゃ改めて自己紹介しとこうかい?
必要ない? じゃ、よしとこうかい?
キミは知らない オレが誰か
妙に聴き慣れたフロウ それが誰か
ま、誰にでもいいが知っときな坊や
これが日本の基本のフロウだ
目指すも良し 受け流すも良し
どうも苦手ならケナすも良し
されどこいつぁ相当しぶといぜ
ワロタかヘイターズ? 一昨日おいで
お気に召したかどうか YesかNoか
決めるのはキミだ フレッシュなサポーターズ
今日もリズムに乗せてウマいこと言う
意味のあること言う ないこと言う
オレがMr.D Mummy-D サカマダイスケ
覚えて帰ってもかまわないぜ

相変わらず とかく物議を醸し出す渦中の当人
あの本家師匠もとうに公認
宇多丸 いまここに降臨
世界に向けて ディス・イズ・トーキョー・コーリング
誰?シラネ!って遅いね今日び
周回遅れしかも最後尾
なのにエバってるキミどこのOB?
なに、イイ年こいてまだ白帯?
中二の日記のように無防備
な陰口さえもが全部ご褒美
常に波風立ててこそVIP
むしろマイ・フェイバリット・ホビー
ほとんどビョーキ まるでスポーツ競技
返り血だらけだが妙に行儀いい
みたいな感じ ライク「アジョシ」のウォンビン
じゃまた土曜日の夜 スケ空けとけZOMBIES!

お望みとあらば
タイトに タイトに タイトに行こうか?
ルーズに ルーズに ルーズに行こうか?
フリーキーに フリーキーに フリーキーに行こうか?
スピーディーに スピーディーに スピーディーに
スピーディーに行こうか?
まるでポーカーにおけるジョーカー
またはグラスの中のウォーター
スタイルの無いのがオレのスタイル
姿を変えちゃ甦る
どうせメロディ忘れたカエル
ならこのリズムで世間を変える
それがYesかNoか 可能か不可能か
決めるのはオレだ このバカヤローだ
今は考えるな ただ感じろ
歌えさえすりゃ感無量な
オレがMr.D Mummy-D サカマダイスケ
でした 再見 Have a nice day!

もういっちょ一筆書き的に 付け足す野暮 いや近づく野望
怪電波放つ赤坂のラボ
量産中また奇跡のコラボ
オレにマイク渡しゃ鬼に金棒
おかげさんでこのご時世に多忙 だが
わんこそば級に途切れんTrouble
次々さばく量マジべらぼう
イタリアン風に言やぁブラーヴォブラーヴォ
来るタマは全部打ち返すドアホウ
見ときなジャコビニ流星打法
反則じゃね?ってかアンビリーバボー
だがそれが不思議と“Unforgettable”
出来りゃただボーッと寝て待つ果報
にあやかりたいがそうもいかんかも
通称プリズン別名ガモ
に捨ててきたぶん取り返すぜ カモン